金陵電機株式会社 分析営業部

Technical
テクニカルインフォメーション

SIFT-MSによる清酒中香気成分の高速定量

概要

酒類中の香気成分の濃度測定は、ヘッドスペースサンプラーを用いてガスクロマトグラフによって行う手法が簡便で一般的ですが、複数成分が良好に分離されたクロマトグラムを得るためにはカラムによる分離時間が必要となります。本アプリケーションノートでは、リアルタイムで測定が可能なSIFT-MSによるヘッドスペース分析を紹介します。SIFT-MSによる日本酒中香気成分の定量分析に要する時間は1検体当たり2分未満で、対象化合物を選択的に迅速に検出することが出来ます。

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