アンテナ変更による無線操作範囲の最適化 (通達調査、妨害電波・ノイズ調査)
平面アンテナからホイップアンテナへの交換による無線操作範囲の最適化
平面アンテナからホイップアンテナへの交換による無線操作範囲の最適化と導入事例
当社への問い合わせ内容
微弱無線局のテレコンでクレーンを無線操作しています。 主にクレーンの真下で制御器を使うことが多いのですが、 制御器を操作しても受信装置が反応しないことが頻繁にあり、困っております。
原因
制御器の電波を平面アンテナで受信しておりましたが、 指向性の高い平面アンテナの受信面を真横に向けて設置されておりました。 この為、走行方向に対しては遠距離でも操作が可能でしたが、お客様が頻繁に使用される、クレーンの真下からの操作信号を受信し難くなっておりました。
提案と実施内容
アンテナを平面アンテナから、指向性の低いホイップアンテナへ交換していただくことにより、 真下を含め、クレーン周辺の死角を大幅に軽減することが可能です。 また、走行方向での操作においても、要求される十分な操作範囲を確保することが可能です。
備考
クレーンの真下を中心に、十分な操作範囲を確保することが可能になりました。 また、比較的安価なホイップアンテナのみで課題を解決することもできました。