押間違い・誤操作の対策 (カスタマイズ事例)
テレコンは、産業用の設備を無線操作するため、誤操作は重大事故に繋がる可能性があるため、しっかりと対策する必要があります。過去に実施した事例を紹介します。
制御器のよく似たボタンの、押間違い・誤操作を改造により対策と導入事例
当社への問い合わせ内容
無線制御器でリミッターの解除や、共吊り連動の解除を行っているが、これらのボタンを誤って押すと、吊り荷の衝突や落下につながる為、誤操作を予防したい。
解決手段
安全用スイッチ追加
- ①制御器のスイッチに安全用のスイッチを追加
- ②受信装置のリレー盤で安全用スイッチとのand回路を組み、両方のスイッチが押された場合にリレー出力が出るようにする
誤操作を改造により対策の概要
・当社ハイパーテレコン制御器は、改造により様々な入力回路を組み込むことが可能です。ボタンをロータリースイッチに変更したり、2点以上のボタンを同時に押さないと信号を出力しないように改造することで、誤操作を予防することが可能です。
ハンディタイプにおいても、様々な機能を活用することにより、改善が可能です。
これらの改造は運用中の現場でも可能です。
・この他にも誤操作の対策としては、銘板の表示色による識別や、文字を大きくするなどの対策、または、容易にスイッチを押せなくするガードつけたり、ガードリングの高さを高くするなどの対策も可能です。 お客様の環境にあわせて様々な対応が可能ですので、ご気軽に担当営業までお問い合わせください。